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日経特集記事「守られない自主規制 漁獲規制の魚種少ない日本 」 [漁業資源管理]

 先日取材を受けました日本経済新聞社記事を以下一部紹介いたします。
 共有資源論のエリノア・オストロムが指摘しているように、コミュニティの自主管理がうまくゆくためには、きちんとした履行監視と違反者に対する罰則のシステムがなければなりません。日本の自主管理にはこれがないため、うまくゆかない、ということになってしまいます。

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福島民友掲載拙稿「水産物の(東京五輪)調達方針『失格』」 [東京五輪]

 福島民友に掲載された拙寄稿記事「水産物の調達方針「失格」」【福島民友2017年7月23日=共同通信配信】のテキストを以下転載します。なお、テキスト最後の写真は新聞には掲載されていません。

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シラスウナギの輸入量 [ウナギ]

 現在ウナギはゼロからの養殖ができないため、天然のウナギ稚魚(シラスウナギ)を捕獲し、これを養殖池に入れて育てることになります。
 国産のウナギを養殖するには国内でのシラスウナギの量だけでは足りないため、外国から輸入することになります。2007年までは主として台湾から輸入していましたが、台湾がウナギの稚魚の輸出を禁止したため、香港経由で入ってくることになりました。この場合、台湾→香港→日本となりますが、このうち台湾→香港のルートが「密輸」ということになります。

eel.jpg

 以下が、シラスウナギの輸入がどこから入ってきているのかを財務省貿易統計に基づいて主たる輸入国を抽出してグラフ化したものです。台湾からの輸入が途絶えたとたんに香港からの輸入が激増し、現在に至っていることがわかります。また、昨年はその前の年に比べて香港からの輸入が倍増していることがわかります。この他やや気になるのは、フィリピンからの輸入が増えている点です。

ウナギ稚魚の輸入量.jpg
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ワシントン条約動物委員会報告 [国際会議]

2017年8月4日に国連大学ビル1階の「地球環境パートナーシッププラザ」で開催されたワシントン条約動物委員会報告会での私のパワーポイント資料をアップロードしました。以下からダウンロードできます。

https://www.dropbox.com/s/cfyciywjt0xpuwb/CITES%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%A7%94%E5%A0%B1%E5%91%8A%282017.08.04%29.pdf?dl=0
【真田康弘「ワシントン条約(CITES) 第29回動物委員会(2017)報告」】

IMG_2074.JPG

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